中本地車の彫り物

 LAST UPDATE 03/04/23


中本地車各部の彫り物を紹介いたします。
中本地車は昭和32年に製作されたもので、彫師は淡路の と言われています。
は、開 正藤の長男で、父と共に多くの地車や太鼓台の彫り物を手がけています。

中本地車は同じく梶内だんじり店で製作された櫻宮地車とその全体の形がよく似ていると
言われていますが、最近彫り物について新たな発見がありました。
中本地車関係者からの指摘で、三枚板彫り物が八尾の佐堂地車とほとんど同じであること
が分かりました。
調べてみると、題材はほとんど同じで構図もよく似ていますし、墨書きもほとんど同じです。
佐堂地車には彫師松田正幸の銘が入っていますが、同じ黒田一門で淡路彫りの
も助として参加していたのではとの見解もあります。

なお、一部の資料には中本地車の彫師として松田正幸と記されているものもあります。

では、中本地車の彫り物画像をご覧下さい。

正面獅子噛

後ろ正面獅子噛

三枚板右 「福島正則の勇戦」

三枚板左 「佐久間玄蕃、秀吉の陣へ乱入せんとす」

三枚板後ろ 「秀吉の出陣」

正面懸魚と車板

右隅障子 前から

右隅障子 後ろから

左隅障子 前から

左隅障子 後ろから

右脇障子 前から

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